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AIでどこでも仕事可能にしたが疲労で断念した体験談

AIでどこでも仕事可能にしたが疲労で断念した体験談 AI活用事例
AIでどこでも仕事可能にしたが疲労で断念した体験談

AIでどこでも仕事可能にしたが疲労で断念した体験談

お風呂での読書時間を大切にしていたエンジニアが、AIを活用して場所を選ばずに仕事ができる環境を構築したものの、結果的に疲労困憊に至り、その仕組みを手放した体験について語られています。

きっかけは、お風呂に浸かっている間もAIにタスクを実行させたいという思いでした。AIが長時間安定稼働できなかった時期に、Pythonでプロンプト注入やループを回す仕組みを自作し、AIがゴールを示すだけでタスクをこなせるようにしました。これにより、スマートフォンからタスクの進捗を確認したり、外出先からAIお仕事エコシステムにチャットで依頼したりすることが可能になりました。

この仕組みは生産性を大きく向上させましたが、同時に圧倒的な疲労感をもたらしました。以前は仕事と切り離されていた休息時間が労働に置き換わり、AIの結果には明確な「完成」がないため、どこで作業を終えるかの判断が難しくなりました。複数人での作業や締め切りといった外部からの区切りがなくなり、AIとの間での指示と結果のやり取りが途切れなく続くことで、生活がAIに引っ張られる感覚に陥りました。

さらに、AIが出力した情報の正しさを結局自分で判断する必要があり、その確認や裏取り、修正に多くの時間を費やすことになりました。AIの成果物を鵜呑みにすることは認知的負債を生むため、自身の責任において品質を担保する必要があったのです。

これらの理由から、スマートフォンからAIに命令できる仕組みを削除しました。便利なものを手放すことへのためらいはありましたが、「もったいない」という感情を管理し、意図的に制約を設けることの重要性に気づいたのです。

AIは強力なエンジンに例えられ、活用しない手はありませんが、それに見合うブレーキやサスペンション、つまり「介入」の設計が必要だと筆者は述べています。AIを速くする工夫だけでなく、あえて触らない部分や、人がAIをどのように触るかのルールを明確にすることが重要です。これは、AIワークロードの一部として「人」を設計することに他なりません。

筆者の場合、「スマホから命令できる仕組みを消す」ことが介入設計の第一歩でした。その後、人の介入タイミングを特定の時間に絞るなどの工夫を重ねています。AIに「介入させられる」受動的な存在ではなく、能動的に介入する存在として人を定義することが、AI時代を生き残る鍵であると結論づけています。

現在では、ハーネスやツールが整備され、自前で仕組みを作らずとも同様のことが可能になっています。AIがより手軽に使えるようになるからこそ、AIから離れる時間も大切にすることが推奨されています。

出典: https://zenn.dev/g2/articles/7aeb22e8ebbf82

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