このツールでできること
MCP(Model Context Protocol)は、Anthropicが提唱し、OpenAIも対応した標準規格です。これにより、ChatGPT、Claude、Cursorといった主要なAIクライアントから、外部データソースに共通のインターフェースで接続できるようになりました。EDINET DBでは、日本の上場企業約3,800社分の有価証券報告書データを37のMCPツールとして公開しています。
この仕組みを利用することで、以下のようなことが可能になります。
- ChatGPTデスクトップアプリで「〇〇社のROE推移は」といった質問ができます。
- Claude (claude.ai / Claude Code) で「同業他社と比較して何位か」といった分析を行わせることができます。
- Cursorでのコーディング中に「この銘柄の前年比は」といった情報を即座に確認できます。
REST APIでもデータ取得は可能ですが、MCPの利点は、AIが自らツールを選択し、連鎖的に実行できる点にあります。例えば、「ROEが低い企業をスクリーニングし、その中で営業利益率が改善している企業を抽出し、有価証券報告書のMD&Aセクションで原因を確認する」といった一連の作業を、ユーザーがAPI設計を意識することなく、自然言語で依頼できます。
料金プラン
公式サイトで最新情報を確認してください。
使い方の概要
Claude Desktop / Claude Code での接続方法
以下の設定を ~/Library/Application Support/Claude/claude_desktop_config.json に追加します。
{
"mcpServers": {
"edinetdb": {
"command": "npx",
"args": [
"-y",
"mcp-remote@latest",
"https://edinetdb.jp/mcp"
]
}
}
}
OAuth画面が表示されたら、edinetdb.jpアカウントでログインし、承認することで接続が完了します。
ChatGPT デスクトップでの接続方法
設定メニューから「Connectors」を選択し、「新しいMCPサーバー」をクリックします。URL欄に https://edinetdb.jp/mcp を入力してください。
Cursor での接続方法
プロジェクトのルートディレクトリにある .cursor/mcp.json ファイルに以下を追加します。
{
"mcpServers": {
"edinetdb": {
"url": "https://edinetdb.jp/mcp"
}
}
}
どんな人に向いているか
日本の上場企業の財務データや有価証券報告書データを、AIを活用して効率的に分析・調査したいと考えている個人投資家、アナリスト、研究者、学生など。
競合ツールとの位置づけ
MCPは、LLMが外部データにアクセスするための共通のプロトコルとして機能します。REST APIはMCPの下位レイヤーとして利用されることもありますが、MCPの利点は、LLMが自然言語の指示に基づいて自律的にツールを選択・実行できる点にあります。これにより、複雑なデータ分析プロセスをユーザーがAPIを意識せずに実行できます。
まとめ
LLMクライアントから日本の上場企業データを取得する際には、MCPの利用が有力な選択肢となります。MCPは、REST APIを抽象化し、より直感的な自然言語インターフェースを提供します。EDINET DBは、このMCPを通じて豊富な企業データを提供しており、様々な分析ニーズに応えることが可能です。
出典: https://zenn.dev/edinetdb/articles/edinetdb-mcp-japan-stock-guide
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